2005年11月17日

タイムカプセル

世はネット時代である。インターネットの普及と発達により僕らの生活は大きく変化した。
部屋に居ながら最新のニュースを読む事が出来るようになったし、近所の店の口コミ情報を知る事も出来るようになった。僕らの目の前には巨大なデータベースが広がっているのである。
でも、このようなインターネットが持つ利便性の面よりも、より大きな変化をもたらすと僕が思うのは、インターネットの持つ永続性の面である。

例えば日記がいつまでも残る。
ノートに日記を綴っていたとしたら、そのノートはいつの間にか無くなってしまうかもしれない。大事に取って置いたとしても、押し入れの奥に仕舞っていたりして、目にするのは大掃除や引っ越しというような特別な時になるだろう。しかし、ブログに綴っていたとしたら、数年あるいは数十年残るかもしれない。さらに、押し入れの奥から引っぱりだすよりもずっと簡単に昔の日記を読む事が出来る。

また、掲示板の書き込みも残る。
親や先生に相談した悩みは、解決したり成長したりするのと同時に忘れてしまうだろうが、掲示板に書き込んだ相談はやっぱり残るだろう。

だから、年を取ってから青春時代の日記を見直して懐かしむことや、思春期の青年が父親の若い頃の悩み相談を見付けて妙な気分になるなんてこともあり得るのかもしれない。あるいは、完璧に近い平和を手に入れた時代の人が、そこにたどり着くまでに議論された民衆の生の意見を知る事も出来るかもしれない。

そう考えてみると、インターネットと接するということは、宛先のないタイムカプセルに手紙を入れていることのように思えてくる。こんなことを書いていたのを忘れてしまった数年後の僕が、検索エンジンを使った時にここに辿り着ける可能性を上げるために、検索ワードを並べておこうかと思う。

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posted by takada at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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